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日本が危ない

日本が危ない

戦後の日本は様々な紆余曲折を経て現在まで来ているわけだが、現在のその在り様はご存じのように政界を中心にして余りにも情けないことが続いている。
その原因は、押しつけ憲法のせいという人があれば、学校教育が日教組に乗っ取られたせいという人もいれば、国家のせいという人がいれば、家庭教育のせいという人も、実に様々な原因説を唱える。これらのことを通して言えるのは、今の日本人に共通しているのが、必ず誰かのせいにするということではあるまいか。
誰かのせいにするということはある意味では楽ではあるが、そうすることで、そのことの本質からはますます離れていくことになる為、問題解決するどころかもっともっとこの日本がおかしくなってしまうことに気づいていない。
本当の原因は何処なのかということだが、あらゆる原因の中でのその大元は家庭であることに間違いはない。
その家庭を見れば、先ず父がいて母がいて、祖父母がいて子たちがいる。
家庭での中心は父である。ちちとは、地(ち)であり血(ち)であり雷(いかづち」である。
父は大地にどっかと腰を据え、血のごとく生命の源となり、雷のごとく怖い存在であらねばならぬ。父の役目とは怖い存在であらねばならない。
また母は、命の蘇りの役目を果たし、その嫁いだ家を守るという大切な役目がある。
子育てに於いては、その大切な役目になるのが母親なのである。
子供は100%近く母をまねて育ち、父の影響はほとんどないとされている。
その父の影響は母を通してくるため、直接的に父の影響はほとんどないといっていい。
また子育てに於いて、味覚は3歳までに決まり、その人の人生観は8歳までに決まるという。8歳までに母が子供に対して何を見せ何を感じさせるかが、その子の人生を決めるのである。従って、母が責任感の無い人格ならば、子供も責任感の無い人格に育っていくこととなる。
今の政治において責任感の無い議員が多いのは、その政治家を育てた母の影響にある。
そんな母親ほど、自分の子育てはさておいて、学校教育のせいにしたりする。
確かに学校教育がしっかりしていれば、その中で経験する事柄からある意味人格形成に役立つことがあることはわかる。
しかし、その受け入れ方が良い母の影響を受けた子供と、悪しき母の影響を受けた子供とではまるで育ち方が違うのである。また母が夫を尊敬していれば、その子供は必ず父親を尊敬するようになる。世の偉人と称される人たちの生い立ちは必ず母が夫を尊敬しているのだ。そんな子供は、就職しても上司とうまくいくようになる。
つまり会社の役に立つ。
父を尊敬していないと、上司とうまくいかなくなるのだ。
当然そんな子供ばかりになれば、会社もその延長線上にある社会はおかしくなる。
母の在り方が子をいかようにも育て、また社会のありようも決めることとなるのだ。
夫婦仲が良いのが3代続けばその家の家運は上昇し、必ず優れた子が育つと言われている。いくら塾通いしても、馬鹿な母からは馬鹿な子が育つ。
夫婦仲良く、妻は夫を尊敬し、いつも素晴らしい生き方を目指す母親からは、素晴らしい子が育つ。日本を良くするも悪くするも母次第なのである。
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