fc2ブログ
06 -<< 2012-07 -  12345678910111213141516171819202122232425262728293031  >>08 -
 
いじめ問題については大きく報道されていますが、このいじめ問題の元凶は家庭内教育にあります。
確かに学校内での出来事なので、学校の在り方や教育委員会の在り方にも問題はあります。その学校や教育委員会のせいにしていては、このいじめ問題の解決にはならないのです。いくらいじめの調査をしても、いじめをしたとの結果のみを取り上げることとなり、肝心の原因を取り除くことにはならないのです。
そこに警察が介入すれば、犯罪者を作ることともなります。
何故こうまで日本は全てにおいて対症療法的に、事の本質には目を向けず、何かのせいにだけするようになったのでしょうか。
何かが日本人の心から消えていっているように思えてなりません。
そもそも、そのいじめをする子供達がなぜそのような心を持つようになったのかが重要なのです。いじめをしても罪悪感を持つことのない子供達が何故育ってきたのか、それは家庭内での育ち方に問題があるのです。この家庭内での心身の育ち方に大きく関係します。
それには次のような問題点があります。

① まず第一に、それは母親の考え方が一番大きな問題とされます。母親が常に夫と良好な関係を築き、人生をより良くする為の目標を持ち、常に笑顔で、感謝の心を持ち生活していると、子供はそれを習い、そのような人生を歩むようになります。
特に8歳までが、その子の将来を決める心の在り方を身につける期間とされています。母がそうあることがその子の将来を決めるのです。
夫を尊敬している母がいる家からは多くの偉人が出ていることも事実です。

② 次に食生活に問題があります。その大本が肉食と乳製品の摂取にあります。
野生の動物を見ればわかるように、草食動物はお互いに和を保ち、お互いを襲うようなことは決してありません。肉食動物は、常に他の動物を襲うことを目的とした生き方をしています。その襲う方法が卑劣なのです。物陰に身を潜め、獲物を待ちますが、その狙う相手は老いた動物か子供のような弱い動物なのです。決して堂々とした狩りの方法ではありません。
人間がこの肉食を続けていくと、やがてこの肉食動物の性格が身につくようになり、やがて攻撃的な性格となっていきます。つまり争いを好むような性格になっていくのです。
日本人は、古来より穀物中心(特に米)の菜食をしてきました。米は陰陽でいえば中庸となります。中庸は陰陽の中心です。陰陽の中心にある米を食べることは、心が中心を持つことになります。中庸食は心を安定させます。
肉食は陽性が強く、砂糖は陰性が強く、甘いものを食べすぎたり、肉食を続けていくと、心は陰陽の両端に揺れることとなり、中心を持てなくなります。
つまり心が不安定になることとなります。
日本人は、道徳心が強く、世界一犯罪の少ない国と言われてきたのは、この食生活が大きく影響していることだけは間違いがありません。
動物タンパクは体のバランスを壊します。
日本人なら、肉や乳製品から動物(異種)タンパク質を摂取するのをやめ、穀物中心のタンパク質を摂取しなければなりません。
米は日本人の心を日本人らしく育てます。

③ また最近問題になっているのにゲーム脳の問題があります。
TVゲームを続けていると善悪の判断のつかない心を作ってしまうという問題です。日本人の脳をを狂わせるゲーム開発はやめるべきなのではないでしょうか。相手を陥れたり、いじめたり、犯罪を犯したりしても、それをゲーム的にしか解釈できない心を育ててしまうのがゲームなのです。
人をナイフで刺してもそれに対して罪悪感を持たなくなった子供は、このゲーム脳のなれの果ての姿です。
この様な子供は、社会の中でも必ずトラブルを起こすようになります。

④ 幼き頃に芯を折られた木は真っ直ぐに育ちません。成長は止まり、歪んだような枝ぶりとなります。
幼き頃にこの様な目に合った子供は、木と同じように心の成長は止まり、またその心は歪んでしまいます。
何事にも歪んだ考え方をしてしまうようになります。

この様な問題点がいじめの原因の一つとされます。
重要なことは、このいじめ問題がこのまま続けば、日本国がおかしくなるということです。
子供達が、このいじめを平気で行うことを常としていると、大人になっても犯罪という認識の無い者となり、世の乱れの原因となります。
この国の将来を背負って行く存在となるべき者がこのありさまでは、国の行く末が危ぶまれます。
いじめを無くすることは、これからの日本の将来を明るくします。
その為にも、上記した①②③④点の問題を解決していかなければなりません。
この日本を良くしたい、美しくしたいという心があるならば、これらのことを心に止め置き、まずは、自らの家庭に於いてこれらのことを実践していってほしいものと願っております。

スポンサーサイト



 

検索フォーム

 
 
 

ブロとも申請フォーム

 

QRコード

QR